このサイトはリスについてのサイトなのですが…
そもそも「リス」と聞いて皆さんはどんな動物を思い浮かべます?
日本だと多くの人はこの小さくて可愛いシマリスを思い浮かべるんじゃないでしょうか?
シマリスも、もちろんリスの一種ですが、シマリスだけがリスじゃないんです!
私は、このハイイロリスのような、ふさふさのしっぽをもった木の上で暮らすリスが好きです。他にも、
夜の空を滑空するムササビもリスの仲間だって、知ってました!?そう言われてみれば、尻尾のあたりがリスっぽい気も、しますよね…。
とまあこんな風に、リス科の仲間たちは高山に暮らす大きなマーモットから、アフリカのサバンナに住むアラゲジリス、草原のプレーリードッグ、地面と樹上を器用に跳び回るシマリス、樹上を自在に駆け回るハイイロリス、熱帯の樹上に住むクリハラリスやインドオオリス、夜の森を滑空するモモンガやムササビなどなど、なんとその数285種類もいるのです!
暮らし方も大きさもさまざまなリスの仲間の共通点は、硬い食べ物を食べるための、一生伸び続ける前歯。
この前歯を持った仲間は他にもネズミやヤマアラシの仲間がいて、全部まとめてげっ歯目として分類されています。ちなみにげっ歯目の仲間は私たちと同じ哺乳類です。鳥みたいにタマゴで生まれたりはしないですよ(笑)
さてこのげっ歯目の仲間ですが2400種以上もいて哺乳類の中でも圧倒的な種数を誇る大所帯です。で、このたくさんのげっしーたちを系統ごとに近い仲間同士で大まかに分けていくと、
wikispeciesによれば
・リス亜目 (Sciuromorpha)
・ビーバー亜目 (Castorimorpha)
・ネズミ亜目 (Myomorpha)
・ウロコオリス亜目 (Anomaluromorpha)
・ヤマアラシ亜目 (Hystricomorpha)
の5グループに分けられる、、、らしいですよ?ちなみに一番多いのはネズミの仲間です。
で、リスの入るリス亜目は、リス科の他にはどんな仲間がいるかというと、
ヤマネ科とヤマビーバー科です。ヤマネは以前はネズミの仲間に分類されていましたが、リスに近かったんですね~。ヤマビーバーは、もう少し頑張ればウッドチャックになれそうな体型をしています。ダムを作るビーバーとは全く別の種類なのだそう。
というわけで、リスというのがどういう仲間か、だいたいわかりましたよね!?え?ネズミとどう違うのかわからない?う~ん。リスはリスの顔をしているからすぐわかると思うのですけどね。以前は噛む筋肉の付き方で分けられたそうですけど、たしかに筋肉の付き方によって顔が違って見えるんです。
うまく言えないけど、リスはリスの顔をしています。
以上!(笑)