チビシマリス
Tamias minimus
シマリス属
頭胴長:106mm 尾長:85mm 体重:50g
アメリカ、カナダなど北米の広い範囲で見られる種類です。チビのシマリス?いえいえ、愛称や俗称ではなくシマリス属の中でも体が小さいのでこんな種名なのです。亜種が多く21も確認されています。夏と冬で毛替わりし夏毛は冬毛よりも鮮やかな色になります。ロッキー山脈ではよく似たキマツシマリス(T. amoenus)と生息地が重なっています。見分け方はチビシマリスの方は体と同じくらいの長さの尾を持っていること、背中の縞がグレーに近いことなどです。
それにしても、シマリス属のシマリスたちはどれも似ていて、写真を見ただけではどの種類かってなかなかわからないですね。それでもチビシマリスはわりとわかりやすい気がします。写真も検索するとたくさん出てきますし。顔の縞が濃くて平行に近く、背中の縞が細く均等なのがこの種だと思ってます。もちろん毛色だけでは個体差もあるので完璧ではありません。
あとぱっと見てわかるのはシベリアシマリスとトウブシマリスくらいです。シマリスは25種もいるのでまだまだ全然ですね。ぱっと見て「利きシマリス」とか出来たら良いですね。でも専門家に言わせると写真だけでは種を特定することはできず、場所と、サンプルがあれば確実とのことで。そこまでして利きシマリスを極めたいわけではありませんが、極意を知っている方がいらしたら聞いてみたいところです。
木の葉や樹洞を使った巣を作り冬は地面の穴で冬眠します。年に一度一頭の子どもを産み育てます。
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Least Chipmunk
Tamias minimus
They're living in Canada and the U.S. The little chipmunks that they have tails as long as their body.